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診断フロー

診断風景写真 本事業では製造工程におけるロスを把握するために、診断手法として主にMFCA(マテリアルフローコスト会計)を使用しています。 また、製品の環境負荷を把握し、環境にやさしい製品設計を行うためのツールとしてLCA(ライフサイクルアセスメント)やQFDE(環境調和型品質機能展開)を用いています。
  • LCA・QFDEの詳細についてはこちら
実施フローの概略

STEP1 事業計画策定の進め方

キックオフミーティング

  • SCグループ全企業が参加する。
  • 事業概要、事業の進め方等について情報共有

第1回プロジェクト推進会議

  • SCグループ全企業が参加する。
  • MFCA等の診断ツールに関する概要説明を行う。
  • 企業や主な製品の概要、SCグループの構成などについて把握する。
  • 事業に参加する目的、対象としたい製品やライン、ロスの把握状況や現在の課題などに関して企業にヒアリングを行う。
  • 対象製品/ラインについて、企業の要望、SCグループとしての重要性、データ収集の容易さ、実施期間、今後の展開などをもとに、概略を決める。
  • 各企業における運営体制・役割分担について検討する。少なくとも、事業責任者、実務リーダー、現場担当者には必ず参加を依頼する。
  • データ収集期間、収集方法(社内データの利用、実測など)、情報共有方法等について討議し、概略を決める。
  • 次回以降の訪問日なども含めて、実施スケジュールを決定する。

事業計画の策定

  • 各企業を訪問し、現場ラインの視察を行う。
  • 対象とする製品およびラインを明確にする。期間が限られているので、できる限り、確実にデータ収集できる範囲に絞る。
  • 診断方法(MFAやMFCAなど)を決定する。
  • 生産工程および各工程のINPUT/OUTPUT物質の確認を行う。
  • システムコスト、エネルギーコストの収集範囲を決定する。
  • 調査項目および調査方法を決定し、調査依頼を行う。
  • できる限り具体的な目標を設定する。(例:○○の廃棄物を○%削減する。)
  • 各企業における運営体制・役割分担を決定する。
  • 実施スケジュールの詳細を決定する。
  • 研修の実施について検討する。
  • 事業計画を策定する。

STEP2 診断の進め方

MFCA等による分析の実施

  • 各企業ごとに、以下の手順で分析を行う。
  • 工程別INPUT/OUTPUT物質の物量データ収集状況について把握し、適宜アドバイスを行う。
  • 収集したデータを物量値(kg)に変換し、マテリアルフロー図を作成する。
  • システムコスト、エネルギーコストのデータをコストセンター別に整理する。
  • システムコスト、エネルギーコストの按分ルールを決定する。
  • 材料データ、システムコスト、エネルギーコストをMFCA計算ツールに入力する。
  • MFCA計算結果(データ付きフローチャート)の確認を行う。工程別の負の製品コストとその要因などについて解析する。
  • 計算結果のグラフ化を行う。(工程別の投入コストと負の製品コストなど)

各企業における課題の抽出、整理

  • 負の製品コストが発生する工程と、そのロスの種類、要因、大きさを整理し、一覧表などにまとめる。
  • 要因については、複数の要素が絡んでいる場合や、上流側の工程に起因している場合もあるので、注意する。
  • 診断結果の情報共有方法を決定する。
  • 診断報告書を作成する。

第2回プロジェクト推進会議の実施

  • SCグループ全企業が参加する。
  • 診断報告書をもとに、診断結果のレビューを行い、SCグループ間で情報を共有する。
  • SCグループ全体での改善策の方向性、および改善策の検討方法を決める。
  • 改善目標を設定する。
  • 診断報告書を作成する。

STEP3 改善提案の進め方

改善検討会の実施

  • 各企業で関係者全員を集めて検討会を開催する。
  • 改善策を検討する課題を選定する。
  • 課題の原因について検討し、改善策のアイデア出しを行う。
  • 各改善策の実現可能性(容易性、費用など)を検討する。

改善策の効果予測

  • 各企業の改善策をもとに、SC全体での効果予測を行う。
  • 効果予測結果を各企業にフィードバックし、最適な改善策を検討する。

改善提案

  • 改善策を整理し、着手の優先順位を決める。
  • 実施責任者、実施スケジュール等の案を作成する。
  • 改善提案書を作成する。
  • フォローアップ計画を決める。

第3回プロジェクト推進会議の実施

  • SCグループ全企業が参加する。各企業のトップ等へも出席を依頼する。
  • 改善提案書のレビューを行う。
  • 改善策について確認し、SCグループ全体でコンセンサスを得る。
  • 診断事業の総括を行う。

支援プログラムの実施手順(3社の場合の例)

実施手順 A社 B社 C社 診断チームの実施内容(例)
キックオフミーティング 兼
第一回プロジェクト推進会議
0.5日
(3社合同)
  • 事業概要、進め方説明(事務局担当)
  • 事業目的・目標、対象製品/ライン、運営体制・役割分担、データ収集期間・収集方法、スケジュール、情報共有方法等の確認
【STEP1】事業計画策定
1日
1日
1日
  • 個別企業訪問、現場ライン視察
  • 各工程のINPUT/OUTPUT物質の確認と調査依頼
  • 事業計画書作成
【STEP2】診断
3日
3日
3日
  • 工程別INPUT/OUTPUT物質の整理
  • システムコスト、エネルギーコストのデータ収集、整理
  • マテリアルフロー分析、MFCA等による診断(計算)
  • 診断結果の解析、改善課題の抽出
  • SCグループ内共有データの抽出(マテリアルデータ等)
  • 診断報告書作成
第二回プロジェクト推進会議
0.5日
(3社合同)
  • 診断報告書のレビュー(情報共有)
  • 改善策の方向性検討(全体/各企業)
【STEP3】改善提案
1日
1日
1日
  • 改善提案ツールによる改善案検討
  • 改善案の効果シミュレーション
  • 改善案の実現性評価、課題整理
  • 改善計画書作成
第三回プロジェクト推進会議
0.5日
(3社合同)
  • 改善計画書のレビュー
  • 改善案の検討、実施の方向性検討
  • 診断事業総括
研修
(要望に応じて適切な時期に実施)
診断ツール
1日(3社合同)
  • MFCA研修
改善提案ツール
1日(3社合同)
  • 改善提案ツール(QFDE等)研修
合計 6.5日 6.5日 6.5日  
実際の実施手順や日数は、企業担当者と統括診断員との協議により決定します。原則としてすべての参加企業を1回以上訪問させていただきますが、一部の業務を電話や電子メールのやり取りで行う場合もあります。
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